藤岡信勝氏(東大教授)は産経新聞八月八日付の「正論」欄でこう述べている。

http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/1998/9810/oshima.html
そもそも、慰安婦問題の発端から今日に至るまで、その主役は一貫して朝日新聞であった。
慰安婦問題のすべての出発点は、被害者の訴えでもなければ韓国政府の要求でもなく、
吉田清治という詐話師の書いた『私の戦争犯罪――朝鮮人強制行』(一九八三年、三一書房刊) という偽書である。昭和十八年に韓国の済州島慰安婦の奴隷狩りをしたという著者の
「証言」を、朝日は何の検証もせず論説委員が手放しでほめそやした。それがまったくの
つくり話であったことが暴露されてからも朝日は、この大誤報についてただの一行の訂正記事も 読者への謝罪も行っていない。朝日はいつまで、こうした醜悪・卑劣な「朝日新聞の正義」を 貫くつもりなのか。