【中国】ハルビン、放射性廃棄物が普通のゴミとして捨てられ、住民1

 中国東北部ハルビンで、集合住宅に住んでいた住民100人以上が
被ばくして1人が死亡し、当局では、一般のゴミとして捨てられた放射性
廃棄物によって被ばくしたものとみて調べています。

 中国の英字新聞、チャイナ・デイリーなどによりますと、黒竜江省
ハルビンの集合住宅で、ことしの夏以降、子供を含む4人の住民が、
手がはれたり、だるくなるなどの症状を訴え、病院で調べたところ、
いずれも放射線に被ばくしていることが確認されました。4人は病院で
治療を続けましたが、このうち、82歳の女性が10月になって死亡し、
孫の13歳の少女も重症だということです。またその後の検査で、この
集合住宅の住人、合わせて114人が被ばくしていることが明らかに
なりました。当局のこれまでの調べによりますと、この住宅に住んでいた
1人がゴミの中から拾ってきた金属の棒から、ガンマ線などを放射する
イリジウム192が検出されたということで、警察では、何者かが放射性
廃棄物を違法に捨てたものとみて調べを進めています。

ソース(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/02/k20051102000126.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/02/d20051102000126.html