湖南の少年、鳥インフルに感染か=「抗体検査陽性」と中国当局者−香

 【香港16日時事】16日付の香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは、死んだ鶏を食べ鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染した疑いがあった湖南省の少年に、抗体検査で陽性反応が出たことを中国衛生当局幹部が15日、北京での会合で明らかにしたと報じた。
 同紙によると、これは中国当局が国内での人への感染を正式に認めた最初のケースになるが、最終的には世界保健機関(WHO)との共同調査の結果を待つ必要があると同幹部は指摘。「初期段階では抗体が確認されなかったが、現在陽性反応が出ている」と語った。 
時事通信) - 11月16日11時1分更新